今回は、「ハイトレFX億トレーダーへの道」さんのYoutubeをもとに「移動平均線の手法」を学んでいきます。
「ハイトレFX億トレーダーへの道」さんの「移動平均線の手法」を学び、必要であるならばご自身のトレードに取り入れてく。そうでない場合であっても、プロのトレーダーがどのような目線でトレードをしているのかを知り、ご自身のトレードに活かすことができるようになる。
今回勉強させて頂いた「ハイトレFX億トレーダーへの道」さんのYoutube動画
:::【神回】移動平均線を使って勝率を劇的に上げる方法:::
:::【第二弾】移動平均線を使って超簡単に勝てる方法:::
:::【有料級】移動平均線を使って勝率を劇的にUPする方法:::
:::【マジで勝てる】移動平均線を使った具体的なエントリー方法:::
移動平均線(MA)についてまだよく分からない方は、まずは下の記事を読んで勉強しましょう。
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移動平均線(MA)について
移動平均線(MA)は「ある一定期間の価格(通常は終値)の平均を結んだ線グラフ」であり、テクニカル分析で最もよく使われるインジケーターです。
「一定期間の価格(通常は終値)の平均」とあるように”価格ができたあとにできるも”のなので、移動平均線だけで勝ち続けることできると勘違いしてはいけません。
そもそもインジケーターだけを見て勝てるなら、全てのトレーダーが勝てることになります。
そのため、移動平均線をどれだけ多くのトレーダーが使っているとしても、あくまでも補助的なツールとして認識しておくことが重要です。
移動平均線の設定は?
移動平均線の設定では、短期戦・中期線・長期線の3本がよく使われていて、下の表のような設定で使われることが多いです。
短期 | 中期 | 長期 |
---|---|---|
15~25 | 50~75 | 100~200 |
ただ、この3本の移動平均線の数値の設定理由を多くのトレーダーに尋ねても、質問に対して答えることができない方が多く、ほとんどのトレーダーがゴールデンクロス、デッドクロス、パーフェクトオーダーを確認しているだけになっています。
確かに、ゴールデンクロス、デッドクロス、パーフェクトオーダーの確認も重要なのですが、これらのサインもチャートが完成したあとにできるサインなので、そのことを根拠にトレードに勝てたとしても、損大利小になるケースがほとんどです。
移動平均線の使用にあたってのよくある勘違いとは?
トレーダーの中には、移動平均線の期間を細かく調整したり、効果的な期間を探したりしている人がいますが、この行為は、移動平均線の成り立ちから考えてもまったく無意味なことです。
そもそも、移動平均線の数値設定を50にして見ている指標が、移動平均線の数値設定を75にしたとしても機能しなくなることはありません。
それらのことを踏まえたうえで、「ハイトレFX億トレーダーへの道」さんは下の表の数値設定で移動平均線を使用しています。
短期 | 長期 |
---|---|
4時間足に対して「20EMA」 | 4時間足に対して「200EMA」 |
EMAとSMAのどちらが有用?
移動平均線は主に「SMA、EMA、WMA」の3つが使われており、その中でもSMAは多くのトレーダーが使用している移動平均線です。
そのトレーダーのトレードルールがまだ定まっていないときには、「どの移動平均線を使うのが一番よいか?」などと迷ってしまうこともあるかもしれませんが、結論から言うとどちらでも構わないです。
インジケーターの数値をいじって無理やり相場に合わせても、トレードでは意味がありません。
自分が納得して使っていることが一番望ましいことになります。
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移動平均線「200EMA」の使い方
「ハイトレFX億トレーダーへの道」さんは、200EMAと20EMAを使ってトレードをしていますが、200EMAは大まかな方向性を決めるマップのような役割として用い、20EMAは道の途中にある矢印看板のような感じで用いています。
200EMA | 大まかな方向性を決めるマップのような役割 |
20EMA | 道の途中にある矢印看板 |
目的地や方向性を決めることももちろん大切ですが、実際にきちんと目的地にたどり着くには、その場の短期的な判断が重要になります。
200EMAの使い方①:エリオット波動第3波の確認に使う
トレンドフォローを狙ったトレードでは、エリオット波動的に最も伸びる第3波を狙いたいと多くのトレーダーは考えます。
そのようなときに、200EMAは最も使える移動平均線です。
上昇トレンド、下降トレンド共に、200EMAに対して押し目、戻り目をつけたあとに大きくチャートが伸びていきます。
逆に、200EMAに押し戻りをつける前である場合には、まだ第3波ではない可能性が高くなります。
逆張りですぐに損切りになるトレーダーに有効!!
逆張りによって、すぐに損切りになってしまうトレーダーは、200EMAを基準にしたトレードをすることで勝率が安定してきます。
200EMAを基準にする際には、分からないところでエントリーすることをやめ、確実に分かるところだけを狙っていくことが大切です。
この方法によって勝率はアップしますが、「押し戻りを図る」「環境認識をする」といったことは忘れずにきちんと行うことが大切です。
200EMAの使い方②:逆張りエントリー時の利益確定目標に使う
逆張りをするときやリバ取り(リバウンドを取りにいくこと)をするときには、利益確定のタイミングや狙い場所の設定が難しいです。
そもそも損切り位置はきちんと決めることができても、利確位置を決めることは苦手な方が多いです。
このような際にも、確実ではありませんが、200EMAを使うことによって利確位置を予測することができます。
使い方としては、200EMAに当たると一度反発することが予想されるので、200EMAにタッチした部分で決済します。
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移動平均線「20EMA」の使い方
「ハイトレFX億トレーダーへの道」さんは、200EMAと20EMAを使ってトレードをしていますが、200EMAは大まかな方向性を決めるマップのような役割として用い、20EMAは道の途中にある矢印看板のような感じで用いています。
200EMA | 大まかな方向性を決めるマップのような役割 |
20EMA | 道の途中にある矢印看板 |
目的地や方向性を決めることももちろん大切ですが、実際にきちんと目的地にたどり着くには、その場の短期的な判断が重要になります。
20EMAの使い方①:エントリータイミングを図るときに使う
下の画像では、チャートの左側で200EMAが買い支えをしているところがあり、大きな方向性を決めていることが分かります。
大まかな方向性が決まっているので、あとは短期線に従って買っていけばいいだけになります。
具体的には、ローソク足が上昇後に20EMAにタッチした部分、またはローソク足が割ってきたあとに、再び20EMAを上抜いてきた青〇部分がエントリーチャンスポイントになります。
移動平均線が割ってきたあとに、再度戻る動きをグランビルの法則と言いますが、まさにその形です。
4時間足でこの手法を取り入れるだけでも期待値は大きくプラスになります。
20EMAの使い方②:ダラダラ相場でのエントリータイミングで使う
20EMAを使うと、きれいな押し戻りをつけずにダラダラ上昇、ダラダラ下降をしている相場でもエントリーすることができます。
上の画像は、ダウ平均の4時間足チャートですが、以下の方法でエントリーポイントを探ることができます。
- 20EMAに4時間足確定でタッチ
- 5分足や15分足に切り替えて押し目を待つ
- 損切りを限定してエントリーする
- 利確位置は直近高値に設定する
20EMAの使い方③:騙しの回避に使う
基本は20EMAなどの短期線に沿ってチャートは動いていくので、20EMAにタッチしていない状態での押し目買い、戻り売りは失敗に終わる確率が高くなります。
上の画像は、ドル円の4時間足のチャートですが、赤〇の部分では上昇トレンド中に、4時間足単位で陰線が発生して若干の押し目をつけています。
ただ、移動平均線と乖離しているところやタッチしていない場所での押し目買いは失敗しやすくなります。
逆に、このような場所で逆張りのショートをすればいいんじゃないかと考える人も多いのですが、そのようなトレードは絶対にやめた方がいいです。
赤〇の場所はチャートができあがってからようやく天井だと分かっただけで、その場で短期天井だと判断してショートエントリーするのは難易度が高すぎるからです。
そのため、赤〇の位置でショートエントリーをしても、そのまま上昇していき損失を出してしまうことになります。
20EMAの使い方④:トレンド転換の形を狙う
20EMAはトレンドフォローだけでなく、トレンド転換でも使う方法があります。
上の画像は、ドル円の4時間足チャートです。
紫で囲んだ部分を見てみると、赤〇が高値で青〇が安値として、高値切り下がり安値切り下がりの状態になっており、下降トレンドが発生しています。
その際、2度目の安値形成時に大きく20EMAを割っているので、下降の勢いが強いことを表していることが分かります。
下降トレンドを確認したあとは、あとは戻りを待って、20EMAに再びタッチした緑〇でショートエントリーをします。
エントリー方法をまとめると、以下のようになります。
- 高値、安値の更新でトレンド完成を確認する。
- 20EMAをしっかり割り込んできていることを確認する。
- 押し戻りを待って20EMAにタッチしたことを確認後にエントリーする。
トレンド転換を狙ったエントリー方法の例
実際のチャートで具体例を挙げていきます。
まずは、紫で囲んだ部分ですが、ローソク足が20EMAを割ってきています。
ですが、高値は赤〇、安値は青〇のみで下降トレンドは作られていません。
そのため、トレンド転換の形は狙わずに、20EMAをもう一度ローソク足が上抜けた緑〇でエントリーします。
利確位置は、直近の高値である赤〇までとしてもかなりのpipsを狙うことができます。
次に、黄色で囲んだ部分ですが、赤〇の高値が切り下がり、青〇の安値も切り下がっていて、下降トレンドが形成されています。
移動平均線20EMAをローソク足が割り込んでいるので、トレンド転換の形が成立します。
そのため、下降トレンドンの戻りである紫〇の部分でエントリーしても構いません。
ただ、今回のチャートの場合には、紫〇の場所でショートエントリーしても負けてしまうことが分かります。
それでも、損切り位置は紫〇の少し上なので損失は大きくなりません。
それに加えて、緑の矢印の部分で「20EMAの使い方①:エントリータイミングを図るときに使う」で説明したトレンドフォローの形でエントリーすることも可能です。
今回は、20EMAだけを使った手法として解説したので、ショートエントリーとして説明しましたが、実際にはエリオット波動などの他の要素も含めて分析をするのでショートエントリーはしません。
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移動平均線を使ったエントリー方法(4時間足エントリーのながれ)
今回のエントリー方法は、4時間足を基本としています。
おそらく1時間足でも使えるとは思いますが、「ハイトレFX億トレーダーへの道」さん自身が4時間足でしか検証をしていないので、4時間足を基本としています。
1時間足で活用されたい方はご自身で検証をしてから使うようにしましょう。
4時間足、1時間足のどちらで使うとしても、週足や日足などの上位足の環境認識は大切な要素となるので忘れずにしっかり行っていきましょう。
4時間足エントリーのながれ①:環境認識で方向性の確認をする
波のカウントやトレンドの確認をして、どちらの方向に優位性があるのかを見極めます。
これは通常の環境認識ですが、そもそもこの環境認識が難しいという方は、20EMAが200EMAの上にあるときには上方向、下にあるときには下方向という認識でも問題ありません。
- 20EMAの位置が200EMAよりも上にある → 上方向
- 20EMAの位置が200EMAよりも下にある → 下方向
4時間足エントリーのながれ②:ローソク足が200EMAにタッチするのを待つ
ローソク足が200EMAにタッチしたということは、そのあと第3波になる可能性があります。
また、第3波にならなかったとしても200EMAで一旦反発する可能性が高いので、そろそろエントリーチャンスが来そうだと準備をします。
4時間足エントリーのながれ③:エントリータイミングを計ってエントリーする
ローソク足が200EMAにタッチしたからと言ってすぐにエントリーするのではなく、チャートパターンやラインブレイクを待ってからエントリーをします。
200EMAにタッチしたからといって、すぐにエントリーしてしまうと多くの場合負けてしまいます。
しっかりとエントリータイミングを計ることによって、損切りと利確位置を明確に決めることができます。
実際のチャートを使った4時間足エントリーのながれ
移動平均線を使ったエントリー方法を実際のチャートで解説していきます。
エントリー事例①:ユーロドルの4時間足チャート
黒い線の移動平均線は20EMA、青い線の移動平均線は200EMAになります。
まずは、移動平均線で方向性の確認をします。
このチャートでは、20EMAと200EMAがデッドクロス(画像左上)しているので方向性は下になります。
その後、ローソク足が200EMAにタッチすることを待っていると、ブレイク気味にタッチしました。
そこで、タッチを合図にエントリーの準備を進めていきます。
このときに、200EMAタッチですぐにエントリーをしてしまうと、損切り位置がタッチの位置の少し上の赤ラインになってしまうので、今回の場合だと損切りになってしまうことが分かります。
また、今回はこの部分でローソク足が200EMAをブレイクしていますが、これが20EMAも200EMAを上抜けしてしまった場合にはゴールデンクロスになってしまい、この手法でのエントリーは見送ることになってしまいます。
ローソク足が200EMAにタッチしたら、次はエントリータイミングを計ります。
今回の場合には、きれいな波形で戻りを作って第2波となっているので、切り上げライン(緑色)を引き、切り上げラインを下抜け確定したところ(水色矢印)でショートエントリーになります。
損切り位置は赤ラインの位置、利確位置は直近安値の水色のラインの位置までです。
波形やプライスアクションを見て、より伸ばせそうなら第1波の値幅分やそれ以上の値幅を狙っていくとよいです。
今回のチャートではきれいに第1波の値幅分伸びています。
今回の場合、意識されるサポレジラインと第2波の戻り位置が一致しているので、より根拠が強くなり、第1波の値幅分まで狙うことができています。
エントリー事例②:ポンド円の4時間足チャート
黒い線の移動平均線は20EMA、青い線の移動平均線は200EMAになります。
まずは、移動平均線で方向性の確認をします。
このチャートでは、20EMAと200EMAがデッドクロス(画像中央)しているので方向性は下になります。
そのあと、ローソク足が200EMAにタッチするのを待っていると、きれいな切り上げラインが見られず、形は汚いですがダブルトップのようなチャートパタンを形成しました。
そして、ネックラインをブレイクしたため、水色の矢印の部分でショートエントリーが可能になります。
ただ、今回は直近安値に届くことはなく、損切りにかかってしまうことになります。
この場合の反省点として、エントリーの精度を上げるなら波形やダウ理論を取り入れていったほうがよいエントリーができます。
ちなみにですが、デッドクロス後のローソク足の200EMAタッチ(左側の指マーク)もエントリー候補になりますが、ここではきれいに切り上げラインが引けずチャートパターンもないので、今回の手法としてはエントリーを見送ることになります。
ただ、このチャートをエリオット波動で確認すると、第3波エントリーができることになります。
そして、エリオット波動に当てはめると、先ほどエントリーした部分は第4波と第5波になるので、手法のサインがあったとしても負けることが理解できます。
エントリー事例③:ユーロ円の4時間足チャート
黒い線の移動平均線は20EMA、青い線の移動平均線は200EMAになります。
まずは、移動平均線で方向性の確認をします。
このチャートでは、20EMAと200EMAがデッドクロスしているので方向性は下になります。
そのあと、ローソク足が200EMAにタッチするのを待っていると、緑色〇の部分でタッチしているのを確認できたので、明確なトレンドラインが引けるまで待つことにします。
すると、形は汚いですがダブルトップのような形を作り、きれいな切り上げライン(緑色ライン)を引くことができたので、ネック割れした水色の矢印部分でショートエントリーができます。
損切り位置は赤のライン位置、利確位置は直近の安値です。
利益の値幅を伸ばせそうなときには、第1波と同じ値幅やそれ以上を狙っていきます。
考え方としては、エリオット波動的にきれいな第1波が出ていたので、第2波で戻りをつけたときの手法のサインと合わせて、絶好のエントリーポイントになるといった感じです。
あくまでも移動平均線は補助的なツールであり、大切なのはトレンドや波の確認になります。
エントリー事例④:ポンドドルの4時間足チャート(1)
黒い線の移動平均線は20EMA、青い線の移動平均線は200EMAになります。
まずは、移動平均線で方向性の確認をします。
このチャートでは、20EMAと200EMAがデッドクロスしたあとのチャート(左側部分)なので方向性は下になります。
ローソク足が200EMAにタッチするのを待っていると、緑色〇の部分でタッチしていますが、この場面ではそれまでの波形で安値をきれいに更新しておらず、チャート形状も汚いため、そもそもエントリー条件を満たしていません。
大切なのは200EMAにタッチする前に、トレンド、波的にエントリーできる状態であるかどうかということです。
きれいに切り上げ、切り下げラインも引けずチャートパターンもないため、エントリーを見送る判断になります。
エントリー事例⑤:ポンドドルの4時間足チャート(2)
黒い線の移動平均線は20EMA、青い線の移動平均線は200EMAになります。
まずは、移動平均線で方向性の確認をします。
このチャートでは、20EMAと200EMAがデッドクロスしたあとのチャート(左側部分)なので方向性は下になります。
200EMAの移動平均線へのタッチを待っていると、緑色〇の部分でタッチして、きれいに切り上げライン(緑色のライン)が引けたので、ブレイク確定でショートエントリーを狙うことができます。
さらに、移動平均線とサポレジライン(ピンク色のライン)が重なるところでサインが出ているので、より勝ちやすい場面になります。
付け加えるなら、エリオット波動でみると、緑色〇の部分は第4波のスタートになるので、このエントリーは第5波を狙ったエントリーとみることもでき、そうなると今回は直近安値での利確(水色のライン)がよいということが分かります。
エントリー事例⑥:ユーロ円の4時間足チャート
黒い線の移動平均線は20EMA、青い線の移動平均線は200EMAになります。
まずは、移動平均線で方向性の確認をします。
このチャートでは、20EMAと200EMAがデッドクロスしたあとのチャートなので方向性は下になります。
そして、エリオット波動的にも第1波、第2波ときれいに推移しているので、小さいもみ合いを抜けた赤ラインでショートエントリーをしても問題ありません。
手法で見ると、きれいな切り上げラインも引けず、明確なチャートパターンもないのでエントリーはしづらい場面だが、エリオット波動なども合わせてみていくと、エントリーができることになります。
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移動平均線「200EMA・20EMA」の使い方に組み合わる勝率アップ手法
この項目で紹介する移動平均線の手法は、「移動平均線(200EMA)の使い方」「移動平均線(20EMA)の使い方」に組み合わせることによって、勝率を上げることのできる移動平均線の法則のようなものです。
それでは、図解を使いながら解説していきます。
上の図は、4時間足の値動きと移動平均線20EMAになります。
この図を見ると4時間足で下降トレンドを作り、大きく下降していることが分かります。
そのような中、ダブルボトムをつけ、久しぶりにEMAにタッチした黄色〇に注目してみましょう。
ローソク足を確認すると、移動平均線に抵抗されて上ひげで確定していることが分かります。
ちなみに、タッチしたローソク足は、別に陰線でも陽線でも構わず、ひげがどうなってても問題ありません。
重要なのは、この久しぶりに移動平均線にタッチしたローソク足の次のローソク足です。
選択肢としては、「①上抜け陽線確定するパターン」と「②下抜け陰線確定するパターン」があります。
この場合、移動平均線がある種の重要抵抗帯の役割になるので、①の場合にはこのあとに上昇する可能性が高くなるし、②の場合にはこのあとに下降する可能性が高くなります。
そのため、①の場合には積極的にロングエントリーをしかけたいし、②の場合には下降することを警戒してロングエントリーを見送る判断になります。
今回は、20EMAと4時間足の例を挙げましたが、他の数値や時間足でも同じように機能する移動平均線の法則みたいなものなのでしっかり覚えて活用していきましょう。ただ、短期の時間足(1~30分足)になると移動平均線との反発頻度から効き目が若干落ちるので、正確に使いたいのなら1時間足以上の足で見るようにしましょう。
FXで勝てていない人に確認してほしい注意点
FXで勝ててない人は、先ほどの図の例でトレードするときにダブルボトムのみを確認してエントリーしていること多くあります。
そして、その場合には黄色〇のローソク足の確定すら確認していないことがあります。
まずは、絶対に覚えておかないといけないこととして、原則的にずっと移動平均線にローソク足がタッチしていない状態で、久しぶりに価格が移動平均線にタッチした場合には、ほぼ必ずと言ってよいほど抵抗されます。
そのため、まずはこの原則を覚えておき、その上で、その後のローソク足が確定次第、上昇・下降の予測を判断することが重要になります。
このことを意識するだけで勝率が大きくアップします。
「ハイトレFX億トレーダーへの道」さんは、どの手法でエントリーするとしても、この法則を必ずといってよいほど意識していて、その中でも図のような逆張り場面ではかなり重宝しています。
実際のチャートを使った勝率アップ手法の解説
実際のチャートを使って移動平均線の勝率アップ手法を解説していきます。
勝率アップ手法の事例①:ポンド円4時間足チャート[1]
黒い線の移動平均線は20EMAになります。
事例①:チャートのオレンジラインの部分
上の図では、オレンジのラインで大きく上昇し、その後下降して青〇のところで久しぶりに20EMAにタッチしています。
移動平均線の法則では、青〇のローソク足の次のローソク足(緑の矢印)で、ひとつ前のローソク足を大きく上抜けたらロングエントリー、下抜けたらショートエントリーを狙うことができます。
そして、今回の場合は、下に抜けて確定しているのでショートエントリーをしかけることができます。
緑の矢印のローソク足陰線確定してからでも、その後のローソク足2本分を取れるエントリーになります。
ただ、注意点として、このパターンが起きたからといって適当にエントリーをしているとあまり精度はよくありません。
精度を上げるためには、チャートパターンや環境認識を織り交ぜながら分析をしていくと勝率を上げることができます。
今回のチャートでいうと、オレンジのラインでダブルトップを作っているので、下降の勢いがついたことが分かります。
事例②:チャートの黄色ラインの部分
黄色のラインでは、ローソク足がずっと移動平均線に当たらず、赤〇のところでようやくタッチしています。
そのあと、水色の矢印部分で上抜けが確定しているので、これは負けのパターンかと考えてしまいそうですが、そうではありません。
赤〇をつけたローソク足の次の紫の矢印のローソク足で、上抜け確定をしなかったので、ここは見送ることになります。
重要なのは、久しぶりに移動平均線にタッチしたローソク足の次のローソク足になります。その後の、値動きで上抜けしようと下抜けしようとあまり関係はありません。
勝率アップ手法の事例②:ポンド円4時間足チャート[2]
黒い線の移動平均線は20EMAになります。
オレンジのラインでは、ローソク足が移動平均線に当たらずに下降してきて、その後赤〇の部分で久しぶりにタッチ、次の陽線確定で上抜け確定をしたのでロングエントリーが可能な場面になります。
そして、実際にその後にかなりの値幅が取れている形になっています。
ただ、この場所ではとくに目立ったチャートパターンがなく、実際にエントリーするのは難しい部分です。
緑色のラインでは、ローソク足が下降してきて、黄色〇の部分で久しぶりにタッチ、そのあと、紫色矢印の部分で上抜け確定したのでロングエントリーが可能な場面になります。
その後の価格の推移はあまり気持ちの良いものではないのですが、一応は上昇していることが確認できます。
勝率アップ手法の事例③:ポンド円4時間足チャート[3]
黒い線の移動平均線は20EMAになります。
紫色のラインで価格が推移して、青〇の部分で移動平均線にタッチ、緑色の矢印で上抜けしたのでロングエントリーをしかけることができます。
ただ、このパターンはチャートパターンも何もなく、V字上げの形なので、実際にエントリーするのは難しい形です。
黄色のラインの価格推移は、赤〇の部分で大きく移動平均線を上抜けて確定しています。
この赤〇を基準として、次のオレンジ矢印の陽線が若干ではありますが、上抜け確定しているので買っていくことができます。
しかも、黒〇の部分で逆三尊を形成しているので安心してロングエントリーをしかけることができます。
勝率アップ手法の事例④:ポンド円4時間足チャート[4]
黒い線の移動平均線は20EMAになります。
オレンジのラインで価格が推移していき、黄色の〇で移動平均線にタッチ、そのあと青矢印のローソク足で下抜けを確定したので、この場面でのロングエントリーは見送りということになります。
ローソク足だけを確認すると、近くにピンバーも出ていて買っていきたい場面ではありますが、今回紹介している法則を知っていれば見送ることができるようになります。
ちなみに、今回紹介している移動平均線の法則に当てはめると、紫色の〇部分ではロングエントリーができますし、緑色の〇部分ではショートエントリーをすることができます。
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まとめ
今回は、「ハイトレFX億トレーダーへの道」さんの移動平均線を使ったトレード手法について、Youtubeで紹介されている内容を自分なりに解釈してまとめました。
「ハイトレFX億トレーダーへの道」さんのYoutubeを見ながら、この記事を確認して頂けると内容を把握しやすいと思います。
この記事でまとめた内容を下に簡単にまとめましたので、見直して頂ければと思います。
「ハイトレFX億トレーダーへの道」さんの移動平均線を使ったトレード手法では、4時間足を基準として環境認識やエントリーを行っていて、使用している移動平均線は「20EMA・200EMA」の2つです。
200EMAは大まかな方向性を決めるマップのような役割として用い、20EMAは道の途中にある矢印看板のような感じで用います。
200EMA | 大まかな方向性を決めるマップのような役割 |
20EMA | 道の途中にある矢印看板 |
- 環境認識でチャートの方向性を確認する
- ローソク足が200EMAにタッチすることを待つ
- 20EMAでエントリータイミングを図る
4時間足以外の時間足(1時間足など)でも「ハイトレFX億トレーダーへの道」さんの手法が有用なのか疑問ですが、「ハイトレFX億トレーダーへの道」さん自身が4時間足以外の時間足の検証をしていないようです。そのため、4時間足以外の時間足で手法を取り入れたい方は、ご自身で検証を行うようにしましょう。
エントリー条件①:環境認識でチャートの方向性を確認する
ダウ理論によるトレンドの方向の確認、エリオット波動による波のカウントの確認を行い、上昇と下降のどちらに優位性があるのかを見極めます。
このとき、200EMAに対して20EMAがどの位置にあるのかを確認することも、上昇と下降の見極めに有効な手段になります。
- 20EMAの位置が200EMAよりも上にある → 上方向
- 20EMAの位置が200EMAよりも下にある → 下方向
環境認識に自信がない方は、20EMAと200EMAの配置による見極めでも簡易的に上昇と下降の優位性を見極めることができますが、ダウ理論やエリオット波動を取り入れることによって、環境分析をさらに詳細に行うことが可能になります。
エントリー条件②:ローソク足が200EMAにタッチすることを待つ
ローソク足が200EMAにタッチしたあとに第3波になる可能性が高いです。
また、第3波にならなかったとしても200EMAで一旦反発する可能性が高いので、そろそろエントリーチャンスが来そうだと準備をします。
ローソク足が200EMAにタッチした例
200EMAは青ラインの移動平均線です。
画像を見てわかるように、200EMAをローソク足が大きく割り込んでいる部分もあり、200EMAにローソク足が触れたからといって、単純にロングやショートをしてしまうと損切りになってしまう可能性があることが分かります。エントリーの準備段階だということを忘れてはいけません。
エントリー条件③:20EMAでエントリータイミングを図る
ローソク足が200EMAにタッチしたあとは、20EMAでエントリータイミングを図り、チャートパターンやラインブレイクを待ってからエントリーをします。
前述したとおり、200EMAは「大まかな方向性を決めるマップのような役割」であり、20EMAは「道の途中にある矢印看板」のような感じです。
上記の画像では、チャートの左側で200EMAが買い支えをしているところがあり、大きな方向性を決めていることが分かります。
大まかな方向性が決まっているので、あとは短期線に従って買っていけばいいだけになります。
具体的には、ローソク足が上昇後に20EMAにタッチした部分、またはローソク足が割ってきたあとに、再び20EMAを上抜いてきた青〇部分がエントリーチャンスポイントになります。
移動平均線の理解を深めたい方は、下の記事も参照されてください。
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XMの安全性・信頼性は海外FX業者の中でも非常に高く、安心安全な取引が可能です。2009年設立後から今まで悪質な行為は一切報告されておらず、また、取得難易度の高い金融ライセンスも保有しています。
FX口座をまだ開設されていない方は、下の記事で分かりやすく口座開設手順を説明しています。まずは口座開設から進めていきましょう。
\口座開設の手順を分かりやすく解説/